京都のKotlin勉強会で発表してきたよ〜 #kotlin_kansai
昨日、「Kotlin 1.0リリース記念勉強会 in 京都」に参加してきました!
経緯
Kotlin 1.0のリリースを記念して、関西でKotlin勉強会を開催するから登壇してほしいと @backpaper0さんからオファーをいただきました。 Kotlinコミュニティには協力したいし、関西の方々と会いたいし、そもそもKotlin好きだし、二つ返事でお受けしました。
参加者が40人以上という、わりと大きな会で、Kotlinを触ったことのない方も多く参加されると思い、 エバンジェリストの私には、Kotlinの導入部分や全体的な話を期待されているのかと思っていました。 しかし、@backpaper0さんに「初心者向けではなくて、初歩的でもない内容がいい!」と言っていただいたので、 意気揚揚とネタを練りました(発表資料は下に貼ってます)。
旅費の工面
私の所属しているエムスリー株式会社に、交通費・宿泊費を出してもらいました。 弊社でKotlinを開発に使用していることと、ゲストスピーカーとして参加するということで、快諾してくれました。
We're hiringです。 あなたとエムスリー いますぐジョイン
勉強会
会場提供は、株式会社はてな様です。 キレイなオフィス&無料自販機サイコー!
勉強会は大盛況でした。 セッション数は8個で、バラエティに富んだ内容でした。 また、参加者の皆様のノリもよく、登壇者としては非常に話しやすいムードでした。
私は「攻める!ラムダ式禁止おじさん」というタイトルで、 Kotlinでラムダ式を使わずに頑張る方法について発表しました。 スライドはこちらです。
カリー化について(35ページ)、ご指摘をいただいたので、誤解のないように説明します。
この関数invoke
は「カリー化を行う関数」ではありません。
スライドにも書いてますが「カリー化してるっぽく見せるための関数」です。
単なる部分適用に他ならないのですが、2引数関数の拡張関数としているのがミソです。
拡張関数ではなかったらinvoke(::minus, 5)
のような呼び出しになり、「全然カリー化じゃないよね」となりますが、
拡張関数なので(::minus)(5)
と書けて、「カリー化っぽい!」となるわけです(ならない?)。
2引数関数のカリー化を行う関数は、次のように書けます。
fun <A, B, R> ((A, B) -> R).curried(): (A) -> (B) -> R = { a: A -> { b: B -> this(a, b) } }
スライドにあるような3.let((::minus)(5))
は、3.let((::minus).curried()(5))
と書けます。
最後は、Kotlinポーズ(@yusukeさん考案)で締めました。
こっとりーん! #kotlin_kansai #jkug pic.twitter.com/4J0NeoqxTi
— 山本裕介 Yusuke Yamamoto (@yusuke) April 2, 2016
懇親会(というか飲み会)
関西のエンジニアの憩いの場(?)である、和知さんで懇親会をしました。 @daiksyさんにおすすめビールを教えていただき、@s_kozakeさんとジャンジャン飲みました。 お料理も、いろんな種類のビールも美味しかったです。
乾杯の様子。
🍻 #kotlin_kansai pic.twitter.com/pnMcyoMwSK
— 山本裕介 Yusuke Yamamoto (@yusuke) April 2, 2016
京都観光
勉強会の翌日(今日)は、京都を観光しました。 中学の修学旅行以来だったので、すごく楽しかったです。 桜がキレイだった!
清水寺からスタートして、近辺を散策しました。 なんか抹茶をタダで飲めたのラッキーでした。
— たろう (@ngsw_taro) 2016年4月3日
おわりに
運営スタッフの皆様、会場提供のはてな様、登壇者・参加者の皆様、ありがとうございました! すごく楽しかったです!(関西には良い思い出しかないッ!) 次回もできれば参加したいです!
(Special Thanks: @yusukeさん、@s_kozakeさん、@tan_go238さん。 懇親会やその後に、特にお世話になりました。ありがとうございました!)